晩秋のナスと柿
2022 11 17 (art22-0494)
今年は暖かいせいでしょうか、まだ、ナスが生長しています。果実も大きくなり、収穫して味わっています。”晩秋のナス”、なかなかよいものです。例年、11月に入ってから作った干し柿は、表面に粉がふいて白っぽくなりますが、今年は、まだ、粉吹きはみられません。これも、暖かいせいでしょうか。
我が家には、2台の大きな冷蔵庫があります。一台は台所に、もう一台は階段下の廊下にあります。これには、今年作った、袋詰めにされたドライプルーン、ビン詰にされたイチジクジャム、マーマレード、梅干しなどが収まっています。今年の干し柿もこの冷蔵庫に保存されます。季節に関係なくいつでも食べることができますから、”晩秋の干し柿”、なかなかよいものです、と言うと、語弊を招きますな。
2本の柿の木を育てています。一本は渋柿「平核無」です。6日に今年の収穫を終えました。たわわに実っていた柿の木は、今では、高所に1つの果実を付けているだけです。特に意味はないのですが、毎年、何となくそうしています。
もう一本の柿の木は「次郎」です。大型の甘柿で、果皮の赤さが際立っています。食べごろになると、先端に亀裂が入ります(果頂裂果)。果実は硬く、噛めば噛むほどに甘みが増します。収穫期が長く、今月末まで続きます。まだ、木には数十個の果実が付いていますから、今しばらくの間、味わうことができます。”晩秋の甘柿”、なかなかよいものです。