歯周炎の悪化
2022 11 24 (art22-0496)
下顎の右側、犬歯のあたり、が腫れてきました。腫れ部を触ると痛みがあります。この痛みは、気味の悪い痛みで、馴染めません。口をひらくと、顎の一部が腫れて強張っているため、口が歪みます。顎の腫れは先週の土曜日の朝からです。その数日前に、下右犬歯の歯茎に違和感がありましたから、歯周炎の悪化/再発でしょう。このところ、納屋2階の木工作業場の改装を行っていて、疲れ気味でした。歯周炎には、辺縁性歯周炎と根尖性歯周炎があるそうです。どちらも、細菌の感染・増殖によっておこる炎症ですが、細菌の感染経路に違いがあり、辺縁性歯周炎は歯と歯茎の境目から、根尖性歯周炎は根管からです。一般に歯周病と呼ばれているものは、辺縁性歯周炎です。
根尖性歯周炎の症状は、疲れたときに歯ぐきが腫れる、歯ぐきからうみが出てくる、噛むと違和感・痛みが出る、だそうです。いずれも、凡夫の症状にあてはまりますから、凡夫の歯周炎は、根尖性のようです。
根尖性歯周炎の主な原因は「虫歯」だそうです。虫歯が重症化して歯髄にまで感染が及び、そこで繁殖した細菌が根尖まで漏れ出てしまうことで生じるとあります。しかし、凡夫の下右犬歯はむし歯ではありませんから、細菌の感染経路はどうなりましょうか。犬歯の歯周ポケットが相当深いので、歯周ポケットの細菌が根もとまで到達し、そこで繁殖したかもしれません。しかし、実際そんなことが起こるのでしょうか。
顎の腫れ、そしては、口の歪みは少しずつ治まっています。今回は、自然治癒力をみてみようと、抗菌薬(抗生物質)を服用していません。木工作業場の改装作業を中断し、気ままに、音楽を聴いたり本を読んだりして、体を休めています。
医院の歯科衛生士から、歯の磨き方の指導を再三受けました。時間をかけて丁寧に歯を磨くようにしています。しかし、どんなに丁寧に歯を磨いても、凡夫の歯周炎の原因菌を根絶することはできないだろうと思います。できることは、悪化しないようにすることです。
しかし、歳とともに、体力が低下し、疲れやすくなり免疫力も低下します。そうなると、体が細菌に対抗できなくなりますから、早晩、歯周炎が酷く悪化し、歯科医の本格的な治療を受けることになるでしょう。こまったものです
ところで、肩がこっているのですが、歯周炎と関係があるのでしょうか。