クワイの収穫
2022 12 29 (art22-0506)
正月用のクワイを収穫しました。今年も、田圃に穴を掘り、ビニールシートを敷き、土をいれてクワイ床を作り、5株のクワイを栽培しました。青々としていた葉が、10月中旬になると、枯れ始めて、11月に入ると、ほとんどの葉が枯れてしまいました。今では、すっかり枯れあがった葉が倒れています。
枯れた葉を取り除くと、株元から多数のほふく茎が下方に伸びている様子がよく見えます。ほふく茎は土の中で長く伸びて、先端に芋を付けます。株元のほふく茎の数から、多くの芋(塊茎)がついていると期待したのですが、掘り起こしてみると、期待したほど芋がついていませんでした。芋のついていないほふく茎がことのほか多数ありました。
葉の勢いがなくなる10月に入っても、株元から新芽がでて、下方に茎を伸ばします。そうした栽培後期に伸びたほふく茎の先端には芋が付かないようです。地上部が枯れてきますから、養分の供給が滞るのでしょう。思うに、栽培後期のほふく茎は、芽の段階で摘み取った方が、よさそうです。
収穫した泥だらけのクワイを持ち帰り、ほふく茎を切り取り、水洗しました。数は少ないのですが、大きなクワイがとれました。これで、今年も、自家製クワイを正月に食べることができます。