ミカン畑の土入れとカエル
2023 3 2 (art23-0524)
今回は、ミカン畑の話です。造成した畑(かつて苗田として使っていた田圃に土を入れて畑にしたもの)に、2021年3月、6本のミカン苗木を植えました (art21-0330)。苗木は土を2段ケーキ型に盛って、その上に穴をあけて植え付けました。土はかつて椎山にあった梨畑の土です。
苗木を定植して、まる2年。ミカンの木も随分大きくなりました。おそらく、地中の根も伸びて、2段ケーキ型の枠の内で込み入っていることでしょう。そこで、根の伸長スペースを確保するため、土を盛ることにしました。
家内と2人で、椎山の梨畑(今では、雑木林)から土を運びました。疲れが溜まらないように、作業時間を一日2時間と決めて、5日間毎日、土嚢袋20個を運ぶことにしました。土は、車まで運ぶことを考えて、道路近くの傾斜地を削り取って集めました。
ケーキ型盛り土の下段の枠を外し、土を入れました。さらに、堆肥を加えて攪拌し、足で踏み固めました。天気にも恵まれて、予定通り、5日間で終了しました。いつかしなければと思っていた作業でしたから、終わって気分は軽やかです。
ところで、鍬で土を起こしていると、鮮やかな黄緑色のカエルがあらわれました。冬眠中だったようで、じっとしています。アマガエルより一回り大きなカエルです。モリアオガエルかと思いましたが、虹彩が金色/黄色に近いので、シュレーゲルアオガエルのようです。モリアオガエルは赤っぽい虹彩をしています。また、シュレーゲルアオガエルは、泡で包まれた卵塊を、湖沼の岸辺だけでなく土中にも産卵するそうですから、このあたりに水辺がないことを考えると、やはり、シュレーゲルアオガエルのようです。こんなところで、シュレーゲルアオガエルに会えたのは、ラッキーでした。