今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

道具箱(木工)

2023 3 20 (art23-0529)
1月30日付けのブログで、引き戸付き収納箱の作成について書きました (art23-0515) 。トリマー、電動カンナ、ジグソー、サンダーなどの電動工具をしまうことができました。今回は、ドライバー、スパナ、ペンチなどの工具をしまう道具箱をつくりました。

作成
道具箱の大きさは40/50/40cm(縦横高)とし、大きさの異なる3段の引き出し付きとしました。道具を入れるだけの箱ですから、作りは簡単です。

材木:スギの角材と平板。
角材(2cmx3cm)はスギの端材から切り出したものです。切り出しに、前回は、バンドソーを使ったのですが、今回は、自作のテーブルソー(art23-0521)を使いました。こちらの方が、正確に、また、短時間で切り出せます。
平板は、12cm幅の市販品の野地板にカンナを掛けて表面を滑らかにして使いました。

作業
  1. 箱枠をつくる。角材で、縦40cm横45cmの枠を3つ作り、これを摺り桟として、4隅に垂直に立てた角材に直角に固定する。摺り桟の間隔は引き出し箱の高さに合わせて調節する。
  2. 引き出し箱を作る。縦横を摺り桟よりも1mm小さくし、高さを8cm、10cm、12cmとして、3つの板枠をつくり、底板をはめ込む。
  3. 取っ手を作り、取り付ける。取っては、手掛かりをつけるため、角材を斜め(5度)に切断したもの。

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釘とビスで止めましたから、ちょっと見てくれの悪い作品になりました。まあ、道具箱ですから、よしとします。こまごました道具類を収納しました。下段の引き出しには、結構大きなものが入りました。

ところで、今回、久しぶりに釘を使いましたが、釘を打っての木箱作りに関し、一つ思い出すことがあります。
子供の頃、梨の共同選果場の片隅で、梨の木箱を作って小遣い稼ぎをやりました。木箱を作るといっても、板は既に整形されていますから、作業は板を釘で止めて箱にすることです。当時、梨は木毛に包み、木箱に詰めて出荷されていました。梨箱を作るのは、もっぱら子供の仕事?でした。箱1個いくらの歩合性だったと記憶しています。梨の収穫時期だけでしたが、結構な小遣い稼ぎになりました。


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