チェーンソー
2023 4 24 (art23-0539)
先日、広葉樹の丸太をジモティーで手に入れました (art23-0537)。これまで、丸太からブロック材を切り出すのに電動レシプロソーを用いていました。1,2個の丸太ならば、レシプロソーで対応できますが、多数になると、時間がかかり、その分疲れてしまいます。そこで、今回は、電動チェーンソーを使いました。マキタのMUC3541(ガイドバー35cm)です。チェーンソーを使うのは初めてです。丸太を横に切ってみたところ、さくさく切れます。感動ものです。次に、丸太を縦に切ってみました。こちらは、ちょっと、問題がありそうです。横に切ったときの切り屑とは異なり、随分細長い切り屑がでてきます。チェーンソーを寝かせて、ガイドバーが丸太の縦方向と並行になるようにすると、切り屑は更に長くなります。長い切り屑はスプロケットカバー (ガイドバーの取り付け側の黒い覆い)内に入り込み、スプロケット (ソーチェンを動かす歯車) に巻き付きます。一度止めて、ソーチェンを手で回そうとしましたが、動きませんでした。かなり絡まっているようです。スプロケットカバーを取り外して、巻き付いた切り屑を除去するはめになりました。丸太を縦方向に切る時は、注意が必要です。寝かせ過ぎは禁物です。
チェーンソーは、ソーチェン(チェーンソーの刃)で削り取ることで切っていくものですから、切り屑(/切削屑)の形状は、木の繊維方向と直交に切る場合は、細かい切り屑(/切削屑)になりますが、木の繊維方向に切る場合は、長い切り屑(/切削屑)になります。
これは、鉋掛け時に出てくる削り屑の形状と同じことです。縦方向に掛けると長い帯状の薄い削り屑ができますが、横方向に掛けると破片状の切り屑ができます。なお、長い帯状の切り屑を縦方向に引っ張っても破れませんが、横方向に引っ張ると簡単に破れます。
直径33cmのケヤキの丸太を縦に4分割しました。杉の丸太材を2本並べて、その上にケヤキの丸太を置いて、3本の切り込みを入れていく方法で4分割しました。こうすると、ケヤキの丸太を動かす必要はありませんから、楽です。初めてにしては、うまく分割できたと思います。