メダカの稚魚
2023 7 13 (art23-0562)
この1ヶ月の間、メダカが産卵を続けています(art23-0553)。半透明の小さな卵が水槽の金魚藻に付着しています。卵をそのままにしておくと、親メダカが食べてしまいますから、卵のついた金魚藻を取り出して、別の容器に移します。代わりに、栽培した金魚藻を入れてやります。これを何回か繰り返すと、容器は金魚藻で埋まり、孵化したメダカの稚魚が増えていきます。稚魚の大きさに大小があります。大き目の稚魚が小さな稚魚を追っかけ回します。小さな稚魚は大変です。また、孵化したばかりの極小さな稚魚(針子と呼ぶ)は食べられる危険がありますから、さらに大変です。生存はなかなか厳しいものです。容器をたくさん用意して、水槽から取り出した卵の付着した金魚藻を別々の容器に移してやれば、捕食される危機はなくなるのでしょうが、面倒なので、そこまではやっていません。ただ、大きくなった稚魚は隔離します。
ところで、水槽の親メダカは、ふと立ち寄った道の駅とメダカブリーダーの自宅で購入したメダカです。全身が赤色の ”楊貴妃” と、全身にまだらの模様が入った ”まだらメダカ” です。"楊貴妃" は体色の鮮やかさにつられて、”まだらメダカ” はいろいろな模様のメダカが産まれるとのブリーダーの言葉につられて、購入しました。
その親メダカの体色は、飼っているうちに、だんだん薄くなってきました。メダカの体色は育つ環境によって変わるようですから、ガラスの水槽で飼っているせいかもしれません。
軒下に置かれた容器の中で、100匹ほどの新生メダカが泳いでいます。この中から、際立った体色をもつメダカが育てばよいのですが。あわよくば、体形がずんぐりむっくりの ”ダルマメダカ” 、そして、赤い体色が加わった ”ダルマ楊貴妃” 様のメダカでも出てくれば愉快です。横浜の知友の話では、後者はメダカのブリーダーでも作ろうとして作れるものではないそうです。さて、どうなりますでしょうかな。
淡い淡い期待の前に、何匹生き残りますやら?