金魚、くの字に曲る
2024 1 8 (art24-0613)
昨年末から、玄関三和土の上がり框に続く廊下に置かれた小型の水槽の中で、金魚がくの字に曲がって浮いています。この金魚は、庭に設置した大型プラ容器で飼っていた3匹の1匹で、一番大きな金魚です。12月中旬に、くの字に曲がって浮いていたので、小型の水槽に移しました。
その時、胸ビレと口の周りに白い粒状の斑点が目に留まりましたので、白点病の病斑と見立てて、塩水浴の容器を用意いました。容器にエアレーションとヒーターをセットし、塩を加えて溶かしました。数日の塩水浴で、白色の斑点は消えてくれましたので、真水の水槽に移しました。
水槽のなかで、金魚は、くの字に曲がって、右腹部を上にして浮いています。
金魚の背骨が曲がる原因は幾つかあるそうですが、一つには、加齢によるものだそうです。筋肉の萎縮や硬直によって曲がるようで、死ぬ前兆として体が曲がってしまうとの記述もあります。
金魚の前後を両手で掴んで、曲がっている向きと反対側に曲げようとしても、曲がりません。かなり硬直しています。
金魚は、京都在住時、縁日の金魚すくいで手に入れた金魚(和金)ですから、かれこれ10年になります。金魚の寿命は8-15年だそうですから、この金魚は、そろそろ死んでもおかしくない年齢です。加齢による曲りであればどうしようもありません。寿命が尽きるその日を待つことにします。
水槽に移して3週間。金魚は、今も、変わりなく生きています。時々、体を動かします。近づくと目をくりくり動かします。