金魚の冬越し
2024 4 25 (art24-0644)
庭の金魚の水を交換しました。金魚を飼っている水槽は、大型プラ容器製で、庭に設置しています。水槽の中は緑藻だらけで、金魚の姿がみえませんでした。柄杓で水をくみ出し、水位を下げると、2匹の金魚が見えてきました。腹部のあたりがほっそりしています。金魚をバケツに移し、水槽を清掃しました。水道水を入れて、金魚を返してやりました。きれいになった水槽で、金魚の姿がよく見えます。かなり、痩せています。この金魚は、冬期の4カ月の間、餌を食べていません。水温が下がると、動きが緩慢になり、餌を食べなくなります。金魚は変温動物ですから低温水に適応することができます。さらに、水温がひどく下がる(5℃以下)と、冬眠に入り、底でじーっとしています。この状態で、長い間の絶食に耐えます。しかし、冬を越した金魚は、さすがに、消耗して細身になります。
ところで、くの字に曲がった金魚は、まだ、生きています。この金魚は、庭の水槽で飼っていた金魚の1匹で、昨年の12月中頃に、くの字に曲がって浮いていたので、小型の水槽に移して、室内で飼ってきました。
いつか死ぬだろうと思い、毎朝、水槽を覗いて生死を確認することが日課になっています。水槽に近づくと、気配を感じ取るのか、目を動かします。時折、体を動かします。