キウイフルーツの植え替え
2024 5 2 (art24-0646)
キウイフルーツをポットで育ててきました。ポットは大型のプラスチック製のものです。数本の支柱を立てて蔓を絡ませていたのですが、伸長した新芽から若葉が展開するようになると、互いに重なり混み合ってきました。ポットの支柱だけでは、十分な空間を確保できなくなりましたから、畑に植え替えることにしました。畑には、幾種かの果樹が所狭しと植わっていますから、キウイフルーツを植えるスペースがありません。ウメの木を抜いて、スペースを作ることにしました。
ウメの木は5本あります。ウメの木は生長が早いと言われています。確かに、短期間で大きくなります。樹間が狭いこともあり、ひと時でも放っておくと、双方の枝が伸びて絡み合います。
梅は、南高、小粒南高、甲州小梅、白加賀、豊後です。いずれの果実も梅干しに加工して食べていますが、南高がベストです。果肉のこってりとした旨さがあります。豊後は大粒で食べ応えがありますが、果皮が硬く果肉が薄いので今一と言ったところです。小梅は梅干しには適さないようです。
5本のウメの木のなかでは、豊後が最も大きな木に育っています。幹部は9cm径。畑の端に植わっていますから、キウイフルーツを育てるスペースを設けるにはうってつけです。この木を取り除くことにしました。
伐根作業に取り掛かりました。まず、幹周辺の敷き藁を取り除いて、地上部の枝を切断しました。次に、幹元から60cm周辺の土を取り除きます。現れた根を、鋸を使って2個所(幹元と周辺)で切断し、取り除きます。さらに、幹の下部の根を切ります。押し倒してながら、切り残しの根を切断します。どうにか、根から切り離すことができました。太い根が何本も張っていましたから、生長が早いのも頷けます。
ウメの木を取り除いてできた穴に、堆肥と土を入れて、ポットから取り出したキウイフルーツを植えました。蔓は、支柱をたてて固定しました、たっぷり、水をやって、藁を敷きました。
キウイフルーツの植え替え適期は11~3月の休眠期と言われています。やろうやろうと思いながらも、先送りにしてきました。実施日は4月27日です。新芽が伸びて若葉が大きく広がっていましたから、植え替えによるダメージが気がかりでした。蔓性植物の強さなのでしょうか、今のところ、葉を落とすこともなく移植前の形状を維持しています。
次の作業は棚作りです。