今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

ポポーの着果

2024 5 6 (art24-0647)
花びらが落ちて、子房がマッチ棒大にふくらんで、花柄の先端についています。また、葉芽が伸びて若葉が広がり始めています。順調に育つと、複数本の雌ずいから子房が肥大して、3-7個の果実が房状につきます。昨年は、一房に最大3個まででしたが、今年は7個が付いたものもあります。もっとも、もう少しふくらんだら、間引いて、2-3個にしますが。

647-1_pawpaw_20230504 647-2_pawpaw_20230504. 647-3_pawpaw_20230504.

今年の人工授粉はうまくいったようです。ポポーは両性花ですが、雌ずいが花粉より先に成熟する(雌性先熟)ので、自花の花粉で受粉できません。開花前に、咲いている別の花の花粉を受粉する必要があります。虫が媒介してくれればよいのですが、ポポーの木は3本しかありませんから、虫による受粉に頼れません。そこで、人工授粉を行うことになります。今年は、ポポーの木が大きくなり花が沢山付いたこと、また、日当たりの違いから開花日にずれが生じたことで、早く開花した花の花粉を、開花前の花の雌ずいに付けることができました。人工授粉の用具として、水彩画用の細筆を使ったこともよかったようです。

ただ、今年は、ナメクジが開花直前の花びらを食べたようで、相当数の花がダメージを受けました。花びらの先端が無くなり、粘液の白い筋がついています。夜半に雨が降った朝、ナメクジをアチコチに見かけました。困ったものです。


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