今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

キウイフルーツの花

2024 5 30 (art24-0654)
ポットで育てていたキウイ(ニューエメラルド)を、5月の上旬に畑に移植しました。暖かくなってからの移植ですから心配していましたが、葉を落とすこともなく根付いたようです。ただ、この時期はグングン生長する筈ですが、それが見られませんから、根の張りが十分ではないのでしょう。

移植前に、蕾が一つ付いていました。移植後、蕾は落ちることなく、少しずつ生長したようで、先日、開花しました。キウイは雌雄異株で、雌株には雌花が雄株には雄花が咲きます。雌花にも雄しべがありますが、雄しべの花粉は受精能力のない不能花粉です。そのため、受精には雄花の花粉が必要になります。しかし、ニューエメラルドは、雌花の雄しべの花粉に受精能力を持たせた(おそらく遺伝子操作で)品種ですから、雄花の花粉は必要ありません。自家受粉して結実します。

咲いた花は雌花の様でした。雌しべの先端は白色で細かく分岐しています。それを多数の雄しべが取り囲んでいます。あわよくば、着果しないかと期待していたのですが、開花して数日後に、ポトリと花の付け根部から取れてしまいました。雄しべが落ちて、まるっこい子房が見えてきたので楽しみにしていたのですが、残念ながら受精しなかったようです。
本当に、自家受粉して結実するのか、検証は来年に持ち越しです。

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