メダカの孵化
2024 6 20 (art24-0660)
軒下に大きなプラ容器を置いて、メダカを飼っています。容器には小川で採取した金魚藻が入れてあります。6月に入ると、卵を腹部にぶらさげたメダカを見かけるようになりました。日ごとに、その数が増えてきました。頃合いをみて、金魚藻を別の水槽に移しました。
翌日、3匹のメダカの稚魚(針子)が泳いでいました。メダカの孵化に必要な日数は積算温度(250度)で計算できると言われています。水温が25℃であれば10日になりますから、これらの稚魚(針子)は、かなり前に産まれた卵から孵ったことになります。
親(成魚)メダカは卵を食べると言われていますが、実のところは浮遊している卵だけを食べるようです。フラフラしているものを餌とみてパクつくのでしょう。そうであれば、金魚藻などの水草に付着している卵はパクつかれれることはありませんが、孵化したばかりの稚魚(針子)はフラフラしていますから、パクつかれることになります。これを避けるためには、水草などに産み付けられた卵であっても、親(成魚)から引き離す必要があります。ただ、産卵から孵化まで10日ほど(水温が高ければ1週間ほど?)ありますから、あわてて行うような作業ではありませんが。
金魚藻を移した水槽の稚魚(針子)の数は、日に日に増えて、一週間を過ぎると急激に増えました。今では、3,4百匹?でしょうか。
さて、どうしたものか。昨年は、このまましばらく放って置いたのですが、今年は、あまりに数が多いので、このまま放って置けるものかどうか、案じられます。少なくとも、給餌のタイミングを計る必要はありそうです。