トマトとキュウリのポット栽培(3)
2024 7 18 (art24-0668)
畑で、夏野菜を栽培しています。それとは別に、トマトとキュウリをポットに植えて、庭で育ててきました。ポット栽培でどの程度の果実が採れるものか、興味本位の試行です。 3個のポットを用意し、キュウリ、トマト、ミニトマトの苗を植えました。しばらく庭で栽培していましたが、梅雨入り前に、納屋の軒下に移しました。そこだと、日は当たりますが、雨はかかりません。何処へでも移動できること、これはポット栽培の利点の一つです。キュウリ
キュウリの栽培は終了しました。最初の1本を6月2日に収穫し、その後、4日、6日、10日、13日に1本ずつ、そして最後のキュウリを19日に収穫した後、株を処分しました。
生育初期に出てきた2本の子つるを伸ばし、親つると併せて3本仕立てにしました。それぞれのつるに2本ずつ果実が成りました。そのうち、脇芽が出て子つるや孫つるになるだろうと待っていましたが、一向にでてきませんでした。品種の特徴なのでしょう。
結局、6本のキュウリが採れました。畑栽培のキュウリより生育が早く、その分、早く収穫できました。味の方は普通でした。
トマト
今も収穫が続いています。
モモタロウ(大玉トマト) 3本仕立てにしたせいか、大きな果実にならず中玉になってしまいました。総数10個ほどでしょうか。味の方は問題ありません。ポット栽培でも、葉の数は十分ありましたから、1本仕立てにすれば、大きな果実を成らせることができそうです。ただ、そうすると、個数は減ります。味の方はまぎれもなく桃太郎でした。
フルティカ(ミニトマト)
生育初期に発生した脇芽を残して、茎数を確保しました。数えてみると、6本あります。それぞれの茎に果実が生りました。総数、50個ほど収穫できそうです。味は申し分ありません。
ポット栽培には、ミニトマトが向いているようです。品種(ピンキー、小鈴)を選べば、もっと果数を増やせます。果数が多ければ楽しみも増えます。
キュウリとトマトのポット栽培悪くありません。今回、40L入りの市販の野菜栽培用の土(ちょうど、3ポット分でした)を使いました。これは、生育に必要な栄養成分を含みますから、苗を植えた後、やることは、(1) 水切れを起こさないように水を播くこと、(2) つるや茎が伸長したら支柱を立てて固定すること、です。また、天気次第ですが、ポットの移動があります。総じて、栽培管理はとても楽です。ポット栽培は、楽して楽しめることがわかりました。