草刈り
2024 7 29 (art24-0671)
ガソリンエンジン付きの草刈り機を持ち出して、苗田の草を刈りました。さすがに、日中は暑くて仕事になりませんから、日射しが弱くなってから作業を開始しました。1時間ちょっとかかりました。作業の前に、草刈機の回転刃をヤスリで研ぎました。
草刈り機用の回転刃は、チップソーと言って、タングステン性の合金でてきたチップが回転盤の先端に埋め込まれています。この硬いチップが草の茎に当たって切断することで、草を切ります。
チップを研ぐには、ダイヤモンドヤスリを使います。研ぐ要領は、茎に当たるチップの面を平面に削り、上と左右の3面に対してエッジを立てることです。できれば、10度程度の横すくい角(リード)をつけます。
チップソーを研ぐ作業(目立て)は、チップの摩耗によってエッジが丸くなり、切れなくなったら行います。作業自体はちょっとしたことですが、やるのとやらないのでは、切れ味が違います。よく切れると作業が楽になります。また、切れない刃をつかうと、回転数を上げざるをえませんから、その分よけいに燃料をくいます。
草刈り作業を終る頃には、気温もすこしは下がったようですが、それでも、汗びっしょりになりました。
帰宅し、すこし休んで、夕食をとりました。ご飯を盛った茶碗を持ち上げる左手がすこし震えました。わずか1時間ちょっとの草刈り作業で、こうなるとは、おどろきです。腕の筋力が落ちているのでしょう。特に、左手の。
日頃、使う機会が少なくなった筋肉から衰えていくのは、合理です。と分かっていても、日常生活に支障がでるようでは、困ります。ただ、まだ軽微ですから、よしとしましょう。