イチジク熟れる
2024 8 8 (art24-0674)
畑に1本のイチジクの木が植わっています。今年も、果実が食べごろになりました。果皮が濃褐色にかわり、果肉も柔らかくなりました。試食してみると、濃厚な甘みがあります。鳥にも、食べごろになったことが分かるようで、熟した果実が嘴でつつかれていました。食害痕から、カラスのような大きな鳥ではなく、小型の鳥(ヒヨドリ?)のようです。鳥が近づかないように、以前スイカの栽培時に使った防鳥ネットを被せました。
今年は、雨が続いた時期に、まだ青い幼果の一部にそうか病の病斑が現れました。そうか病の病原菌は糸状菌で、病斑は灰褐色のかさぶた状のそうか斑で、果実の表面に現れます。手で触るとがさがさ感があります。また、発病果はすこし奇形になります。病気の発生の早い時期に殺カビ剤を散布しました。
イチジクは生食が一番ですが、食べきれない果実は家内がジャムに加工します。今年のイチジクは、熟期に好天が続いていますから、生でもジャムでも美味しく頂けるでしょう。