ポポーの落果対策
2024 9 5 (art24-0682)
畑の東端に、3本のポポーの木が植わっています。今年は、かなりの数の果実が付きました。特に、奥の木は。8月末に、ポポーの果実がいくつか落下していました。その多くは、奥の木についていた果実です。奥の木の樹形は開心型です。この樹形は日が内部の茎葉までよく当たります。しかし、果実にとっては直射光の当たり過ぎはよくないようで、日の当たる上部が黄褐化、ひどいものは黒化し亀裂が入りました。日焼けです。
落果していた果実は、そうした日焼け果のようです。日焼けした果実は、熟期が早まります。ポポーは熟すと自然に落果する果物ですから、早熟した果実は落ちることになります。
地面に落ちた果実には、衝撃による傷みが見られます。また、落果して数日たつと、地面に接したところに虫がついていたりします。
落果対策として、果実に小さな袋型ネットを掛けました。翌日、花梗から離脱した果実がネットの底部に留まっていました。地面への落果を防止することができますから、衝撃で痛むことも、虫がつくこともなくなりました。
ネットの底部に溜まった果実を回収すれば、熟した果実を収穫することができます。