ナスのヨトウムシ
2024 9 16 (art24-0685)
畑には、夏野菜のナスとピーマンが2株づつが残っています。今も実を成らせています。ナスの収穫が一段落した頃、不要な枝を切り取り、根を一部切ってやりました。これが良かったのか、株の生長はつづき、付いていた幼果は大きくなりました。そのうち、新梢が伸びて新葉が展開し、一回り大きな株に生長しました。ほぼ途切れることなく実を付けています。
すぐ隣のプルーンの木に集まったコガネムシが、ナスにも飛来し葉を食い荒しました。今年は、気温が下がらないので、この時期でも、コガネムシを見かけます。コガネムシを防除する有効な方法がなく、野放し状態です。プルーンの木の上部の葉は、穴ぼこだらけの酷い有様です。
また、コガネムシはナスにも飛来し、葉を食べて、葉をぼこぼにします。
畑廻りのある日、ナスの葉が数枚ボコボコになっていましたから、コガネムシにやられているな、と思った翌日、ナスの葉に細かく齧られたような食痕が見られました。数日後、食痕は、葉全体に広がり、目立ってきました。食痕はニジュウヤホシテントウムシの幼虫による食痕に似ていますが、これは、葉の裏側ではなく、表側を齧っています。どんな虫が齧っているのかと、探しましたが、見つかりませんでした。
翌日、朝食前に、畑に出て、ナスの葉を調べると、いました、ヨトウムシです。まだ、小さい幼虫ですが、個別に行動していましたから、3齢幼虫でしょうか。ヨトウムシは3齢幼虫になると群生から単独行動へと行動様式が変わると言われています。
また、ヨトウムシは、漢字名「夜盗虫」の通り、夜行性の昆虫です。夜間に活動し、日中は、日陰や土中に潜ってじっとしています。試しに、夕方少し暗くなってからナスの葉を調べると、ヨトウムシがいました。
とりあえず、見つけては殺します。