今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

米の購入

2024 10 28 (art24-0695)
米を「満菜館」で購入しました。

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米は、知り合いの稲作農家から購入していました。毎年、10月末に、一年分の米、正確には玄米、を届けてもらい、30kg入りの米袋のまま階段下に山積みします。それを一年かけて食べていました。

家内は、せっせと、遠くに住む娘夫婦や息子夫婦のもとに米を送ります。これは、かつて、熊本や横浜に住んでいた我々に親がやってくれたことを、親になって子供達にやっているだけのことです。娘や息子夫婦にも子供ができて、送る米の量が増えたこともあり、階段下の米袋の米が無くなりました。先月、近所のSさんから、一袋 (30kg) 分けてもらったのですが、それも、ほぼ無くなりました。

これまで知り合いのTさんから米を購入していたのですが、昨年秋、米を届けに来てくれた際に、年齢には勝てなくて稲作を辞めることにした、と告げられました。父が亡くなり、母が一人になったとき、Tさんから米を分けてもらうようになりましたから、20年以上、Tさんの作った米を食べてきました。その米の味は、有機肥料で栽培していることもあり、絶品でした。Tさんのお陰で、長い間、おいしい米を食べることができました。感謝しています。

そうした事情で、今年の米の入手先を、個人ではなく、JA農協に変更することにしました。この辺りの稲作農家は、収穫した米を農協に出荷しますが、一部を自家用の米として保有します。凡夫は自分では米を作っていませんが、農事組合が凡夫の所有する田圃で米を作っていますから、保有米を確保することができます。米は農協が保管してくれます。昨年の夏、この地区の営農センターに保有米を申し込みました。米の配付は11月から始まり、毎月行われます。しかし、初回の11月分の配付は、月末とのことですから、その日まで食いつなぐ米を手に入れる必要があります。

西倉吉町にあるJA鳥取中央の農産物直売所「満菜館」に出向いて、米を購入しました。新米の4品種、コシヒカリ、キヌムスメ、星空舞、ミルキークイーンが販売されていました。いずれの品種の価格も、随分高くなっていました。とりあえず、5kgのコシヒカリの玄米を購入しました。

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夕方、さっそく、持ち帰った玄米を精米し炊飯して食べてみました。うまこと、さすが新米です。ピカピカでネチネチしています。我が家は米を7分づきにしますから、ある程度胚芽が残っています。糠はほぼ除けていますから、ぼぼ白い米です。精白米より、香りが強く、味が濃いので、旨みがあります。


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