木工作業場の冬支度
2024 11 25 (art24-0703)
昨日の相撲九州場所の千秋楽、優勝を争そう大関同士の相星決戦で、琴桜が豊昇龍を制して優勝しました。NHKの県ニュースで、琴桜は鳥取県関係力士の一人として取り上げらていますから、よく知ることになります。琴桜は千葉県松戸市出身ですが、倉吉市出身の横綱であった琴桜の孫ということで、県の関係力士になっています。県出身の力士といえば、倉吉市出身の十両2枚目の伯桜鵬がいます。今場所、伯桜鵬は10勝5敗でしたから、来場所、再入幕するでしょう?さて、引っ越し荷物の片づけがどうにか終わり、長い間中断していた木工を再開できます。
これから寒くなりますから、作業部屋の冬支度をしました。
作業部屋は、もとは古い家屋です。壁は土壁です。土壁には断熱性はありません。断熱材として使われているグラスウールの1/10程度だと言われています。しかし、土壁は調温性に優れています。熱気や冷気を逃がしにくいので、外気の温度が急激に変化しても、室内の温度の変化はゆっくりです。また、調湿性もすぐれています。
しかし、そうは言っても、夜間、外気温が下がると、翌朝の室内はすっかり冷えています。外よりも、作業部屋の方が寒く感じることもあります。
作業部屋の室温を上げるのに、熱源は欠かせません。大型の石油ストーブを持ち込みます。ストーブの天板に水をいれた薬缶を載せます。沸騰して室内が蒸気で潤います。
作業部屋の東側は板戸です。板戸は古くなり亀裂がはいっています。そこから空気が出入りします。空気の出入りを防ぐため、板戸が取り付けてある柱の内側と外側にビニールシートを取り付けます。こうすると、空気の層ができて、空気の出入りを防ぐだけでなく、断熱効果も期待できます。
外気温が0℃以下になっても、石油ストーブを全開にすれば作業部屋の室温は10℃以下にはなりません。10℃であれば、なんとか作業ができます。しかし、長くは続きません。もう少し室温を上げたいところです。
問題は床板にあります。とても薄い板です。家屋としは、床板の上に畳が敷かれていますから、空気の層ができて、ある程度、断熱効果があったのでしょう。今は、畳をはいで作業場として使っていますから、冷気が薄い床板を伝わってきます。これをどうしたものか、と毎年思っていますが、まだ、そのままです。