イチジクの剪定
2025 1 20 (art25-0719)
しばらくぶりの晴れ日に、イチジクの剪定を行いました。
畑に1本のイチジクの木が植わっています。この木は、移住する前からあったので、品種名が分かりません。果実の色や形状から、おそらく桝井ドーフィンだと思います。国内で最も多く生産されている品種です。店頭に並んでいるイチジクの果実ば桝井ドーフィンだと言えるほどにありふれた品種です。桝井ドーフィンは明治後期にアメリカから導入された外来種ですが、在来種と言われているイチジクがあります。蓬莱柿とか日本種と呼ばれています。耐寒性に優れているので、広く栽培されています。
桝井ドーフィンは夏秋兼用種と言われていますが、畑のイチジクには、夏果がほとんど付きません。恐らく、生育状態に関係しているのでしょう。夏果は前年枝に着果しますから、この時期、丸っこい花芽がついています。春になると成長して、6,7月には収穫できるようになります。しかし、畑のイチジクには、花芽がほとんどついていません。これは、前年枝の伸長がよくないからのようです。
秋果は8,9月に収穫します。春から伸びた新梢に花芽が分化して果実になります。従って、秋果用の剪定は、前年伸びた結果枝を基部の1,2芽を残して、切り戻します。その芽から新梢が伸びて、実が付きます。イチジクは春から伸びてくる枝に実が付くので、剪定が容易だと言われています。
しかし、畑のイチジクの木は、プルーンとウメの木、そして、フェンスに挟まれて、大きく生長できません。この木に多数の果実をならせようと、樹形を乱さないようにしています。1年枝が長く伸びることはありません。せいぜい、10-15cmです。その枝の先端部の芽から枝を伸ばして、実を付けさせています。剪定は、1年枝が煩雑にならないように整理するだけです。こうすることで、50個程の果実を毎年収穫できています。