しだれ桜
2025 4 7 (art25-0741)
伯耆しあわせの郷の桜を見に行きました。伯耆しあわせの郷は、倉吉市小田にある会議・研修施設をもつ多目的施設です。天神川沿いの小高い丘の上にあります。ここからは、天神川沿いの道(倉吉江北線)を南へ走り、高架下のアンダーパスを通って、山陰本線をくぐり抜けるとすぐに、右側の脇道へ入ります。400mほど坂を上ると、到着です。ここの桜は、しだれ桜です。何でも、120本のしだれ桜が植栽されていて、一度に100本以上のしだれ桜がまとまって咲くのは全国的にも珍しいとのことです。 確かに、若干、早い遅いはありますが、全ての桜が開花していました。桜の木は、施設の正面玄関側だけでなく、裏側にも植栽されていました。特に見応えがあったのは、正面側の駐車場の周りの桜です。大木が多く、木全体が花で覆われていました。ここのしだれ桜は、ソメイヨシノに引けをとらないほど、花数が多く、豪華な咲きっぷりです。


駐車場に設けられたベンチに、家内と2人で腰を下ろして、しばらく、花見を楽しみました。3, 40分ほどそうしていたでしょうか。その間に、駐車場には何台もの車が入っては出て行きます。多くが、車を降りると、しだれ桜の前に並び、スマホて写真を撮ります。終わると、すぐに、車に乗って去っていきます。あわただしい、花見?です。さらに、介護施設の車も、10台は見たでしょうか。こちらも、同様に、しだれ桜の前にならんで、写真をとっては、去っていきます。ただ、歩行に介助が必要な老人も多く、また、車椅子上の老人もいますから、車を降りるのも、桜の前に並ぶのも、そして、車に乗り込むのも、時間がかかります。それにしても、青空の穏かな日でしたから、もう少し、ゆっくりできなものかと、思わずにはいられませんでした。

家内はこの施設を知っていましたが、凡夫は初めてだったので、施設をブラブラ見て回りました。ドーナツ型の建物の中に、研修・会議室や展示スペース、トレーニングルーム、が設けられています。中央は中庭風のイベントホールです。2階には食堂もあります。また、ドーナツ型の建物から飛び出て、各種の工房部屋を揃えた建物が付属しています。トレーニングルームではヨガ教室が開催されていました。裏側の駐車場の近くには、ゲートボール場とテニスコートがありました。なかなか、充実した施設です。
