ネーブルオレンジとレモン
2025 4 24 (art25-0746)
今年注目している果樹、ネーブルオレンジとレモンの現状です。ところで、ネーブルオレンジは果頂部にへそ(navel)と呼ばれる突起があります。これは、果頂部に埋もれて、もう一つの果実が形成されているからで、二重果になっていそうです。オレンジにはこのような突起はありません。
ネーブルオレンジ
昨年、1個の花が咲きました。花後に子房が少し膨らんだのですが、落ちてしまいました。今年は、木全体に、多数の花が付くだろうと期待して蕾の出現を待っていたところ、ようやく、新梢の先に蕾が確認できました。しかし、蕾の数は、十数個です。しかも、1本の亜主枝から出ている枝にのみ付いています。どうして他の枝に蕾が付かなかったのでしょうか。蕾が付いている枝は、南側の枝なので、日当たりが関係しているのでしょうか。
原因はともかく、十数個の蕾が付いていますから、そのうちの1個でも大きな果実になり、収穫 できればと、思っています。



レモン
昨年、10個の花が咲き、1個の果実を収穫しました。10個の花のうち、完全花は1個のみで、その花が結実して果実になりました。今年は、50個ほどの蕾が付いています。昨年より、多くの花が咲きますから、結実数も期待できそうです。
昨年、春枝から出てきた夏芽をせっせと摘み取りましたので、木はすっきりした姿をしています。蕾は、もっぱら、木の下部の枝に見られます。上部の勢いのある枝には見られません。恐らく、勢いを抑えれば、花芽がつくのでしょう。
それはともかく、今年は、蕾が多いので、10個近くのレモンがとれるのではと目算しています。問題は、完全花の割合です。昨年は10%でした。今年は、2度目の花なので、割合が高くなるのではなかろうかと、当て込んでいます。


