温州ミカン
2025 5 5 (art25-0749)
今年は、ネーブルオレンジとレモン、そして、キウイフルーツの3つの果樹に注目しています。理由は、まだ、果実を実らせたことがないからです。今年こそ、実らせて食べようと思っています。今のところ、3つの果樹のいずれにも、相当数の蕾が付いていますから、期待がもてます。ところで、ミカンの木は、他に、温州ミカンの木が3本あります。宮川早生2本と宇良早生1本です。こちらのミカンには注力していないのかと言えばそうでもありません。この2年間、特大サイズの果実が15個ほど収穫できました。しかし、果実が大きくなり過ぎたのか、味が薄く果肉の一部にすが入っていました。
そこで、着果数を増やして、サイズを小さくしようと努めています。目標果数は1本あたり50個で、それを毎年続けることです。


果数を増やすには、沢山の花を咲かせる必要があります。しかし、花を付け過ぎると、結果母枝が減って、翌年の花数が少なくなります。こうなると、なり年と不なり年を交互に繰り返すことになりかねません。従って、結果母枝になる枝を確保しながら、沢山の花を付ける必要があります。言うは易し行うは難しです。試行錯誤が続きます。一年に一回の試行ですから、達成に年数が罹ります。
今、温州ミカンの木は蕾を付けています。蕾の有り無しの枝数のバランスが、宮川早生ではよさそうですが、宇良早生では、蕾有りの方に傾いています。昨年、花数が少なく果実が5個しか生りませんでした。そのため、多くの枝が結果母枝となり、今年、それらが蕾を付けたのでしょう。結果母枝となる枝を少し増やす必要がありそうです。

