プルーンの袋掛け
2025 5 29 (art25-0756)
プルーンの果実に袋を掛けました。果実は指先大になっています。袋は梨用の小袋です。今年は3本の木(シュガープルーンとサンプルーン)に、摘果しながら、700枚の袋を掛けました。
袋掛けは、プルーンの大敵であるシンクイムシ対策です。暖かくなると、成虫が果実の表面に産卵します。孵化した幼虫が果実の中へ潜り込み、果肉を食い荒らします。果実に袋をかけると、産卵を防ぐことができます。袋を掛けるようになって、4年目ですから、それなりの予防効果を実感しています。

さて、袋掛けは終わったのですが、足を痛めました。
プルーンの木は3本とも大きく育ってしまい、高い所の果実の袋掛けは脚立を使っての作業になります。脚立に乗って手を伸ばします。このとき、前後や左右かがみの姿勢を支えることになると、足腰に変な力が入るようです。作業終了後、右足太ももの外側に痛みを感じました。歩行がままならないほどの痛みです。普段使っていない筋肉に負荷がかかり、痛めたようです。痛みはしばらく続きそうです。困ったものです。
思うに、プルーンの木は大きくなり過ぎています。栽培管理上、ほどほどの大きさに留めるべきです。今年こそは大枝を落として小さくしようと、この数年思ってきたのですが、実行していません。理由は、どこをどう切ったらよいのか分からないからです。更新剪定と言うのだそうですが、数年後になるであろう樹形を頭に、枝を切ることになりますから、ここをこう切ればこうなるだろうとの経験知が必須です。凡夫のような趣味の果樹作り人には、そうそうできることではありません。しかし、今度こそは、実行するつもりです。いやいや、実行しなければもはや埒があきません。
