今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

漏水 (3)

2025 7 17 (art25-0770)
水道業者に電話しました。2日後に来てくれた業者に、風呂場の浴槽の排水口から聞こえる音のことを話すと、音聴棒を取り出して早速検査してくれました。音聴棒の先端を風呂場の蛇口に当てて、また、浴槽の排水口に当てて、音を聞き取っていました。水漏れ箇所は、浴槽の近くを通っている水道管のどこかであろうと言うことでした。

さて、問題はどうやって修理するかです。
業者から、修理には、蛇口まわりを壊し浴槽も取り除いて水道管をむき出しにする必要があると言われました。そうなると、風呂場全体のリフォームです。家内と相談して、タイル張り風呂場が随分傷んでいる(2016年鳥取県中部地震で生じたタイルのひび割れをシリコン塗装で封じています。それも何ヶ所も)ので、この際、ユニットバスに改装するのもよいかと考え、こちらの見積もりもお願いしました。業者は、風呂場の大きさや高さを測定した後、追って連絡するとの言葉を残して帰っていきました。漏水はそのままです。

水が使えないのは不便なので、Aさんに連絡しました。Aさんは、以前屋根の水漏れで世話になった建材業者です。Aさんは仕事仲間の水道業者に連絡をとってくれてたようで、翌日の早朝、水道業のMさんと一緒に来てくれました。

Mさんは、Aさんと話し合い、このままでは浴槽下部を通っている水道管の水漏れを修理できないので、風呂場への水道管を殺して、新たに別の水道管を引くいう対応策を提案されました。しかし、風呂場への水道管を殺した時、台所、トイレ、洗面所への水が止まってしまうと問題です。水道の配管図面があれば判断できるのですが、手元にありませんから、風呂場、台所、トイレ、洗面所へどのように配管されているのか、推測するしかありません。

Mさんは、白蟻の点検時の床下の写真(一部水道管が映っていました)を見たり、家の周辺をあれこれ見ていました。そして、風呂場へ入った水が台所、トイレ、洗面所へ流れているだろうと推測しました。そして、確認するため、水道メーターから風呂場へ入っている水道管を切断して止めました。すると、Mさんの推測通り、トイレ、台所、洗面所の水は出なくなりました。

そこで、Mさんは、風呂場の脱衣所の床を剥がして、風呂場からでてきた水道管が分岐してトイレ、台所、洗面所へ入っていることを確認すると、その水道管を切断し、両端に止水蓋をかぶせました。次に、水道メーターから水道管を引いてきて、脱衣所の床下へ通し、分岐点の水道管に繋ぎました(バイパス工事)。
風呂場の水は出ませんが、台所、トイレ、洗面所の水が出るようになりました。

これで、我々の生活は随分楽になりました。風呂の水は、洗面台からホースで供給しています。

次の工事は風呂場へ水を通すことです。これは、外から風呂場へ水道管を引いてきて、蛇口に直接繋ぐそうです。この作業は日を改めて行うと言って、午前中に帰られました。Mさんは、いくつかの仕事を掛け持ちされているようで忙しいのでしょう。そんな中、すぐに来て、台所、トイレ、洗面所の水が使えるようにしていただき、助かりました。

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