今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

漏水 (4)

2025 7 21 (art25-0771)
数日後、Mさんがやって来て、風呂場の水道蛇口が使えるようにしてくれました。手順はこうです。なお、蛇口は水道水と温泉水の混合栓です。
  1. 古い混合栓を取り外し、水道水用の水栓クランクを取り外して、水道管の出口を塞ぐ
  2. 台座に座付水栓エルボを取り付ける
  3. 新しい混合栓の水道水側を座付水栓エルボに取り付ける (このとき、温泉水側は、元の水栓クランクに取り付ける)
  4. 外壁に穴を開けて水道パイプを通し、屋外の水道メーターから風呂場の混合栓まで水道パイプを引く
  5. 引いてきた水道パイプを混合栓の水道水側の座付水栓エルボにつなぐ
これで、風呂場の水も使えるようになりました。最初の業者に電話して、これこれこういうことで、風呂場の水道が使えるようになったことを伝えておきました。

今回の漏水の修理は、水漏れ箇所を修理すのではなく、そこはそのままにして、別のルートから水を引いてきた(バイパス)だけですから、修理というより迂回、あるいは、間に合わせといえます。しかしながら、このバイパス法は、漏水修理の意図である水が使えるようにするということには適っています。しかも、早期に。それにしても、元の配管を殺して、新たに配管するという工法をよく思い付くものだと感心します。現場主義なのでしょう。

一方、浴槽を取り除き水道管をむき出しにすれば、水漏れ箇所を修理することができます。しかし、これは風呂場全体の改装となりますから、風呂が使えるようになるまでに何日も、否、何週間もかかります。その間、水が使えない不便が続きます。最初の業者は、そして、凡夫も、この工法を考えていました。

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