オオシロカラカサタケ
2025 10 6 (art25-0793)
天候不順が続いています。雨が降ったり止んだりで、畑の見廻りに出かけられない日があります。そんななか、畑のミカンの木の周辺にキノコが生えてきました。最初に見かけた時は、柄の先端に白いピンポン玉のような傘がついていました。地面近くの生え際から摘まみ取って捨てました。数日開けて畑へ行くと、傘が大きく開いたキノコが群生していました。地中の菌糸を取り切れなかったようです。白っぽいキノコなので、よく目立ちます。キノコは、オオシロカラカサタケのようです。

キノコは上から下へ、傘、柄、ツボと区分されています。分類する上で着目する点は以下の通りです。
さて、ミカン畑に生えてきたキノコの特徴は、
傘 饅頭型で大きさは10-15cm、色は白色。 中央に薄茶色の鱗片様の模様ある。ヒダは白色。
柄 白色で長さは10cm程。 リング状のツバをもつ。
ツボ 白色。
と、言ったところでしょうか。



キノコ図鑑には、オオシロカラカサタケは、食用キノコのカラカサタケに似ているが、毒キノコであり、摂取すると嘔吐や下痢の激しい胃腸症状を引き起こす、とあります。
キノコの下部から摘まみ取って廃棄しました。これで、納まればよいのですが、菌糸が残っていると、また子実体が発生してくるでしょう。その時は、また、摘まみとって、捨てることになります。