鍋の取っ手の修理(木工)
2025 10 16 (art25-0796)
家内が愛用しているLuckyWood社のクックマスター鍋の取っ手が壊れて金属の柄がむき出しになりました。鍋をコンロにかけると、むき出しの金属の柄は熱くなりますから、素手では持てません。家内は厚手の手袋型の鍋つかみを持ち出して、むき出しの金属の柄をつかんで使っていました。よっぽど、気に入っているのでしょう。そこで、取ってを修理しました。
この鍋の取っ手は筒状で、筒の両端から金属棒を差し込んで、中央で繋ぎ、筒を固定するようになっています。中央での繋ぎはネジ留めです。
取っ手は、40mm径の木製丸棒でつくることにしました。
取っ手作りの作業
- 丸棒(40mm径、1250mm長)を用意する。
- 丸棒の中心に金属棒を通す穴(8mm径と5mm径)を両端から開けて、中央で貫通させる
- 8mm径の穴側の末端、金属製の鍋の取り付け部が入るように加工する。
- 5mm径の穴側の末端、金属製のワッシャー(22mm径、3mm厚)がおさまるように、円形の穴をあける。
- 成形した取ってをはめて、ネジで固定する
40mm径の丸棒で取っ手を作りましたが、家内の手には少し太いようでしたので、削って細くしました。ただ、あまり細くすると、強度が気になりますから、少しだけ。また、両端、特に鍋の取り付け側、は強度を考えて、そのままにしました。
家内は、さっそく、使ってみて、持ち易いと言っています。どこまで使えるかわかりませんが、不都合があれば、手直しするつもりです。