ミカン
2025 10 30 (art25-0800)
田圃の片隅にもうけた小さな畑で、ミカンの木を育てています。温州ミカン、大実キンカン、ネーブルオレンジ、そして、レモンです。今年も昨年同様に、温州ミカン(由良早生と宮川早生)と大実キンカンは果実をつけています。
由良早生ミカンは、果皮の緑色が薄くなり、黄色っぽっくなってきました。全体が黄色くなった果実を、試しに、食べてみました。田舎のミカンといったところです。市販の温州ミカンのように、ただただ甘いだけはなく、酸味があります。甘みと酸味のバランス、悪くありません。今年は、果実が沢山ついていますから、たっぷり食べることができます。
宮川早生ミカンは、昨年もそうだったのですが、果実数が少なく、その分、大きくなっています。とても、温州ミカンとは見えない大きさです。果実数を増やそうと努めたのですが、今年も、失敗でした。果実の多くは、まだ、濃い緑色をしています。
大実キンカン、今年も、沢山ついています。果実を見るたびに、これってキンカン?、と思います。よく見かける、つるんとした丸形のキンカンと違って、頭(果柄がついていないほう)がふくらんだ楕円形で、しかも尻(果柄がついているほう)がでこぼこしています。極く小型のミカンといった形状です。果実は、まだ緑色です。
一方、レモンとネーブルは、今年もダメでした。
レモンは50個以上の花をつけたのですが、すべて不完全花で、一つも着果しませんでした。
ネーブルの方は、十数個の花が咲いて、幾つか着果したのですが、一つを残して、ビー玉大に育った頃、全て落ちてしまいました。一つだけ、落ちることなく肥大を続けたのですが、ゴルフボール大にまで育った頃、落ちてしまいました。