今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

異形の柿

2025 11 13 (art25-0804)
干し柿作りを続けています。柿は平核無です。
畑から果実を取ってきては、せっせと柿の皮を剥いで、軒下につるしています。そんな中、皮を包丁で剥いている時、異形の柿に遭遇しました。初めてのことで驚ろきました。

三角形と五角形の柿です。平核無は四角形の柿です。平ぺったい柿なので、形がはっきりしています。異形の果実をひっくりかえしてへたをみると(包丁でへたの先端部は切り取られています)、通常の柿のへたは4個ですが、異形の柿のへたは4個ではなく、三角形の果実は3個で、5角形のは5個です。〇角形の形とへた数が対応しています。 3,4,5角形の柿を並べてみると、5角形はなんとなく好感がもてます。

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柿の花は、つぼ状で、花弁は4枚で、基部が合着していて、先端は4つに分かれています。萼は4片で、花弁の合着部を覆うように付いています。
実物を見たかったのですが、おそらく、三角形の果実になった花の花片は3枚で、五角形のそれは5枚だったのでしょう。開花前後に注意して探せば、見つかったかもしれません。しかし、500に1つ程度ですから、なかなか見つかるものではなさそうです。

もう一つの異形。
干し柿は、果柄がついている枝の前後を1cmほど残して切り取り、そこに、荷造り紐をかけて、吊します。柿の花は、同じ枝に数個付きますが、枝の同じ個所に付くことはなく、少しづつ離れて付ます。花が終わり、花柄が果柄となり、先端に果実が実ります。
果柄が同じ個所に付いている果実に遭遇しました。これまた初めてのことです。どのように紐をかけるか思案したのち、両果まとめて、くくりつけました。

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