高齢者講習
2025 11 27 (art25-0808)
運転免許証を更新します。70歳を超えましたから、高齢者講習を受けてきました。
6月に、県の公安委員会から講習案内の通知書が届きました。『あなたが、今回、運転免許証の更新を受けようとする場合は、自動車学校で高齢者講習を受けなければ運転免許証を更新することはできません』とありました。通知から6ヵ月以内に受講しなければならないようです。
講習は予約制とのことですから、さっそく、倉吉市福庭の自動車学校に電話を入れて、予約(10月14日の午後)しました。しかし、その日は親戚の葬儀で都合が悪くなり、予約日を変更しました。それが一昨日の11月25日です。その日は、雨天でした。
受講者は4名でした。講習は、講義、運転適性検査、実車指導。
講義は、もっぱら、高齢者講習の制度の説明とビデオによる高齢者が運転する上で注意すべき事項の解説でした。後者のビデオは、実車指導中の待ち時間に聴講しました。
運転適性検査は視力に関するもので、動体視力と静止視力。そして、視野を測定しました。 いやはや、測定結果は、最悪とは言いませんが、思っていた以上に悪いものでした。両眼での静止視力は0.5、眩光下視力は0.2、そして、動体視力は0.1でした。0.1以下はありませんから、最低値のようです。一方、両眼での視野角度は142度でした。かなり視力が衰えています。
ただ、検査視力が出ないのは、メガネによる視力補正が最適ではないからだと思います。遠近両用レンズに、老眼枠をつけたメガネを使っていますが、近くが見やすいように、レンズの度を緩めに設定していまから、遠くがぼやけ気味です。加えて、右目に乱視が入っているため、補正が難しいこともあります。しかしながら、今回の検査で、運転専用のメガネが必要のように感じました。
視力検査後、外に出て、実車指導を受けました。自動車学校の練習場で車を運転するのは初めてです。狭い所に、ごちゃごちゃと標識が立ち、細い道が入り組んでいて、走りにくいコースでした。しかも、自動車学校の練習車がのろのろと走っていますから、なおさらです。何度が、助手席の指導員から、ダメダメと注意を受けました。運転試験でしたら、確実に落ちていたでしょう。今回は、指導だけですから、よかったのですが。
なんとか、講習を終えて、高齢者講習終了証明書を受け取りました。講習の手数料は7,500円でした。