今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩3分で東郷池, 自転車10分で日本海です。 また、ハワイ温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。

トイレドアの修理

2018 09 12 (art18-0057) 
涼しくなってきましたので、家の修理作業を再開しました。築50年にもなると修理を要するところが出てきます。今回はトイレのドアです。これは家内のリクエスト。

トイレのドアは、フラッシュ構造です。角材で枠を組み、両面に化粧ベニア板を張ったものです。内部は空洞です。

化粧べニア板の最表層の薄板が一部剥がれていました。特に、下辺部の剥離が目立っていました。
修理方法は、以下の2通り。
  (1) 最表層の薄板だけをはがして、新たに薄板をはる。
  (2) 化粧ベニア板を枠からはずし、新たに化粧ベニア板をはる。
作業的には、(1) が簡単です。最表層の薄板は容易に剥がせます(写真1)。しかし、適当な薄板が入手できそうにありませんでしたので、(2) で、行うことにしました。

裏の納屋の一階に作業台を仮設しました。
化粧ベニア板は木枠に接着剤で附着しています。接着が予想外に強固で、化粧ベニア板を木枠から剥がす作業はたいへん手間取りました。どこかのWebサイトで、この種の作業はやめた方がよいとの一文をみました。確かに、厄介な作業です。しかし、やってやれないことはなさそうです。化粧ベニア板を剥がすと、木枠の一部にベニアの薄板が附着したまま残ります。この薄板は、鑿と作里鉋(art18-0019)で取り除きました(写真2)。

剥がした木枠に化粧ベニアを張り付ける作業は簡単です。ホームセンターで購入した化粧ベニア板をジグソーで切断し、鉋で削り、木枠に合せます。木工用ボンドで木枠に貼ります。両端の密着にはクランプを、中央部の密着には重石を用いました。ガラス板を窓枠で挟み真鍮釘で固定しました。最後にドアノブを取り付けました(写真3,4)。

修理したドアを元の位置に戻して完了です。家内から“マルゴウ”をいただきました。

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