梅の花事件
2019 02 19 (art19-0108)
この度、ある事件により区の会計役を辞めることになりました。区の役員の方にはなにかと迷惑をかけることになってしまいました。記録に残す為、その事件を以下に記述します。なお、これは、あくまで、凡夫の事件簿にすぎません。1つ前のブログ(art19-0107)に梅の花の写真を載せました。事件は、梅の花の写真を撮るときに起こりました。
梅の花は、ジョギング途中の道路脇の果樹畑に咲いていたものです。ちょっと、お邪魔して、カメラに収めました。この畑は近所のKYさんの畑です。さらに、もう一ヵ所、凡夫の畑の近くの道路脇に梅の花が咲いていました。同様に、カメラに収めようと、軽い気持ちで土地に入り、1,2枚写真を撮っていると、「出ていけ」と、叫び声が聞こえました。振り仰ぐと、年配の男性が少し距離を置いて立っています。遠くに見える野菜畑からやってきた人のようです。状況が理解できず、佇んでいると再度「出ていけ」と。「ちょっと梅の花の写真を撮っているのですが、撮ってはいけませんか」、梅の木の周辺をさして、「ここは、どなたの土地ですか、あなたは、どなたですか」と尋ねても、「出ていけ」の一点張り。「私は、すぐそこのKという者で、区の会計をやっています」と伝えると、「分かっている」と返ってきました。梅の木が植わっている土地と男性の関係が分からず、再度、土地の所有者と男性の名前を尋ねますと、「調べれば分かる」と返ってきます。何度か「教えてください」とお願いしましたが、その度に「調べれば分かる」です。そして、ひどい言葉を浴びせかけられました。後で、その土地がその男性のものであることが分かりました。男性は、付き合いはありませんが、近所の人でした。帰路、男性の家を訪ねて、再度、謝りました。まともに対応していただけませんでしたが、「もう二度と入りませんから」と伝えました。
定年退職後、子供の時に過ごした田舎で暮らそうと都会育ちの家内を連れて帰郷し1年になります。家内はうまく田舎の生活に適応できるだろうかと心配していましたが、何のことはない、凡夫自身が適応できていなかったのです。凡夫がこの地を離れている間に、この田舎は大きく変わっていたのです。時代の流れでしょうから、しかたのないことです。今回の件、凡夫に非があるところは、断りなく人の土地に入ったこと、と、この変化に気づいていなかったことです。田舎へ転居したことの是非、再考しなければならないようです。