シラウオ捕り(2)
2019 04 11 (art19-0124)
朝方、東郷池のコンクリート護岸に立ち、大きな “たも”(たも網)を振り回している人を見かけます。シラウオ捕りです。昨年、凡夫がシラウオを捕った穴場(ハワイ夢広場横の多目的広場の東側、art18-003)には、4、5名の人がいました。すっかり、周知のようですので、もはや穴場とは言えませんが。いずれの人も、車で来ていますから、近くの地元人ではなさそうです。すこし早起きして、シラウオ捕りに出かけてみました。場所はすぐ近くの公園の池岸です。その日は、風が少しあり、水面に小波が立っていました。シラウオが群れをつくって泳いでいます。早速、持参した “たも” で掬いました。掬い取ったシラウオを素早く氷冷剤入りの箱に移します。時折、シジミ貝採りの漁船が岸の近くを通過します。波がコンクリート護岸に打ち寄せます。その度に、ちょっと休みます。”たも” で掬っては移しを繰り返すこと1時間半、結構とれました。翌日、同じ時刻に、同じ場所に行ってみましたが、シラウオの姿は見えませんでした。その日は、無風、無波でした。
家内が、シラウオだけのかき揚げ、シラウオと野菜のかき揚げ、そして、シンプルに素揚げにしてくれました。この中では、シラウオの素揚げが凡夫の好みに合いました。
シラウオは高級食材といわれていますが、地元人は食べないようです。シラウオだけでなく、東郷池の魚全般を食べなくなったと聞いています。凡夫が子供の頃は、シラウオだけでなく、池で釣ったフナ、ボラ、ナマズ、エビも食べていました。また、梅雨の時期に産卵の為に川に登ったフナを捕まえて食べていました。
近くの食品スーパーマーケット “あじそう” に、東郷池のシラウオが100g 600円で販売されていると、家内が教えてくれました。今でも、池のシラウオを食べる人がいるようです。