椅子(2)
2019 06 10 (art19-0142)
前回作製した椅子に改良すべき点かありましたので (art19-0131)、再度、同型の椅子を作りました。改良点は、 (1) 肘掛けの幅を広げて、肘を休めやすくしたこと、 (2) 座面を支える前脚を少し前に出し、椅子全体が前屈しないようにしたこと、です。ほんの少しの変更で、安定感や座り心地が変わってきます。椅子の骨組はこれでよしとし、次の作業は、座面と背もたれにクッションを付けることです。適当なクッション素材が手に入ればよいのですが。現在、物色中です。
ところで、今回、椅子の作製中、顔がカサカサになり粉をふいたようになりました。幾分、ヒリヒリとした傷みも伴いました。数日前から違和感があったのですが、作業を続けていました。しかし、症状がひどくなりましたので、作業を止めて数日ぶらぶらしていると収まりました。木工作業の何かが原因と思われます。その何かとは、トリマー加工時に発生する削りカス(木粉)ではないかと、推測しています。微小な削りカスは作業場全体に舞い上がります。削りカスがメガネに付着し粉をまぶしたようになりますから、相当な削りカスが全身を包んでいることになります。顔は露出していますから、削りカスが直接接触します。これがよくないのだと思います。
対策を講じました。トリマーから発生する削りカスを吸い取り、空中に舞い上がらないようにしました。作業場の掃除に用いていた掃除機にトリマーを繋ぎ、削りカスを吸い取りました。トリマー用の集塵アダプターはアマゾン通販で入手しました。なお、トリマーを掃除機に直接繋ぐと、掃除機の紙パックが削りカスですぐに一杯になり吸引力が低下します。そうならないように、掃除機の前に自作のサイクロン集塵機を取り付けました。
さて、効果の程ですが、“〇合” です。トリマーで加工中、削りカスがほとんど舞い上がりません。これで、存分にトリマーを使うことができそうです。