暴れトマトのその後
2019 06 20 (art19-0145)
定植前の土壌に肥料を施し過ぎたようで、定植後、トマトが、生育するにつれ先端部の幼葉が外側に巻き、ずんぐりした形姿(所謂、“暴れトマト” 状態で、窒素過剰による症状)になりつつあることをHPの記事としました(art19-0136)。そして応急策として、株間に追加のトマト苗を植える、脇芽を残す、水やりを控える、の3点を行っていることを付記しました。その記事から1ヶ月経ちます。トマトは随分落ち着いた形姿を見せています。この間、下方の枝から順に花が咲き小さな実を付けました。しかし、付いた実は肥大することなくいつまでも小さいままでした。そこで、すぐ近くの脇芽から成長した茎葉を切り取ってみたところ、小さな実は肥大を始めました。今では、数センチ大の実になっています。一部の実が赤みがかってきました(画像は、順に、アイコ、フルーツ、桃太郎です)。どうにか収穫に漕ぎつけられそうです。
この1ヶ月に、2回ほど強い雨が降りました。そんな降雨の後、トマトの先端部の幼葉が外側に強く巻きました。乾燥によって抑制されていた根からの窒素の吸収が、雨水によって土中の窒素が変化し根からの吸収が一時的に亢進した結果だと思います。窒素過多の対策の一つ、水やりを控えること、の効果を実感できました。
一方、水やりを控えていましたので、天気の良い日が続くと、土がカランカランに乾燥しました。それでも、トマトは枯れることなく、成長を続けました。トマトの原産地は南米のアンデスの高原地帯と言われています。この地帯は、雨が少なく砂漠のような乾燥地のようです。原種がもつ乾燥に強い性質(遺伝子)が、栽培トマトにも受け継がれていると思われます。