今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

スイカ

2019 08 15(art19-0162)
四国の南西沖に接近した台風10号が、今日の夕方には島根と鳥取の県境当たりを通過するとの予報が出ています。今は、東からの風が、時折、吹く程度です。午後には、強い東風になるのでしょう。畑は、東側が自動車試験場の駐車場になっていますから、もろに東風を受けます。柿の実が大きくなり枝がたわんでいますので、強風で枝が折れないように、朝食前に、保護紐を掛けました。

さて、話はスイカです。今年も、畑にスイカ苗を2本植えて栽培したのですが、去年のように、大玉のスイカ(10.6Kg ref18-0036)は取れませんでした。理由は、7月の天候不順が長く続きつるが枯れてしまったことだと考えています。隣のYさんの畑のスイカも同じようにつるが枯れたようで、Yさん自身も、「今年のスイカは良くない」と言っていました。枯つるに残った小さなスイカを食べてみました。赤くはなっていましたがスイカ独特の甘みがありませんでした。

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今年は、自家製の美味しいスイカを食べることができないのかと、落胆していました。しかし、救いは思わぬところから出現するものです。

野菜畑とは別に、家内が、家の庭の奥に小さなスペースを作り、そこでスイカ苗を1本植えて育てていました。天候不順の間は、貧逆な生育をみせていましたが、悪天が終わり好天が続くと、急激に成長し、狭いスペース一杯につるがひしめき合っていました。この間、何度か交配を試みていたようですが、うまく着果した様子がありませんでした。半ばあきらめたのか、しばらく放置しているようでした。しかし、ある日、「交配しなかった所にスイカの実が付いている」と知らせてくれました。確かに、隣の家との境の方へ伸びたつるに、こぶし大の幼果がついていました。いつの間に育ったのか、とても不思議です。幼果は日増しに大きく成長します。そのうち、そのスイカの向こう側に、もう一つ、こぶし大のスイカを見つけました。家内に伝えると、家内も気づいていなかったようでとても驚いていました。ほぼ、毎日、家内は水やりで、凡夫は様子窺いで、庭のスイカ畑をみてきたつもりですが、2人とも、かなり大きくなるまで、気づきませんでした。実に不思議なことです。あたかも、一晩で大きくなり忽然と現れたかのようです

庭のスイカのつるはいつまでも勢いを保ち、スイカの果実はぐんぐん大きくなりました。8月の2週目にはいると、つるに勢いがなくなってきましたので、8月10日に収穫しました。重量は9.2kgでした。昨年のスイカには、ちょっと及びませんが、それでも、立派な大玉スイカです。これが家の庭でとれたのですから、驚きです。
娘と息子が来ていますので、家内が育てたスイカを切って食べるつもりですが、貰い物のスイカを食べることに追われ、試食はお預け状態です。今は、仏壇の前で、ころりと、お盆のお供え物になっています。多分、否、きっと、旨いでしょう。自家製のスイカですから。
 
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