今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

夏野菜苗の定植 (2020年)

2020 05 07 (art20-0235)
連休の中日の3日、家内と一緒に、近くのホームセンターで夏野菜の苗を購入し、翌日、畑に定植しました。

夏野菜作りは3回目になります。栽培する野菜は毎年同じです。トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、パプリカです。キュウリ以外は全てナス科です。畑の半分以上を果樹が占有していますので、野菜の栽培に使える場所が限定されます。そのため、同じ場所で同じナス科の野菜を作ることになりますから、所謂、連作障害が頭をよぎります。
連作障害とは、同じ科に属する野菜を同じ場所で繰り返し栽培することで、土壌中の病害虫の生息バランスが乱れ特定の病害虫に罹りやすくなったり、土壌中の栄養成分のバランスが乱れ生理障害を受けやすくなったりすること、と理解しています。従って、連作障害を防ぐには、土壌中のバランスをもとに戻してやることです。畑地が広ければ、休耕や輪作を実施できますが、我が家のような狭い畑ではそうはいきません。できることは、病害虫に罹らないようにすることで、そのために、病害虫に抵抗性がある品種を台木とした接ぎ木苗を使用することになります。この種の苗は高価ですが止むを得ません。また、病害虫を見つけたら、早めに対処することです。

昨年は、キュウリ、ピーマンが多数収穫できました。特に、キュウリは1株から100本以上の果実が取れて、毎日、家内とキュウリを食べていました (art19-0171)。一方、ナスとトマトの収穫量はそこそこでしたが、成長に問題がありました。ナスの定植後の成長が抑制されたこと、トマトの成長が過剰になりお化け様の姿形になったこと。これらの原因は、土壌全体の肥料が過多であったこと、また、畝底に施した元肥が多すぎたことだと考えています。肥料のやり過ぎが、成長を過剰に促進したり、反対に、抑制します。今年は、追肥で成長をコントロールしてみようと考えていますので、土造り/畝立には肥料を控えめに施しました。

幅60cmの畝を南北に3本立て、2.5mの畝あたり8本の野菜苗 (トマト8、ナス4、ピーマン4、パプリカ4、キュウリ3) を植えました。かなり窮屈な設定です。定植後、肥料袋の底を切断し筒状にしたものを4本の棒で固定し苗を囲いました。所謂、”あんどん” です。”あんどん” の効果は、防風と虫よけ、そして、土はね防止です。このあたりの農家の多くが使用しています。

一方、3本の畝の傍のスペースに、スイカ苗を3本植えました。ここも場所が狭く、とても窮屈な植え付けです。近くの畑で作業をしていたYさんがやってきて、この狭さにあきれていました。昨年、2本のスイカ苗を植えたのですが、雌花と雄花の開花日が合わず交配がうまくいきませんでしたので、花粉用に別品種の苗を1本加えてみました。最後に、Yさんの助けを借りて、3本の苗をビニールシートで覆いました。

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