寒波
2021 1 11 (art21-0306)
今朝も、夜中に降った雪が数cm積もっていましたが、8, 9, 10日と、続いた寒波は通り過ぎました。寒波の前半は強烈な寒さをともなっていたのですが、後半になると寒さも緩みました。そのことは雪質にも現れます。前半は乾雪、後半は湿雪でした。乾雪は、気温が0℃より低い時の雪で、粉っぽくさらさらとしていて軽く、風に舞います。積もった乾雪を長靴で踏むと、「きゅ、きゅ」と音を立てます。一方、湿雪は、気温が0℃以上の時の雪で、水分を多く含み重くどっしりとした雪です。降雪量は正月の雪ほど多くはなかったのですが、それでも、連日10-15cm 程積もりました。前半の寒波で、北側の屋根の軒下につららが垂れ下がりました。結構大きなつららです。正月に降った雪(こちらは湿雪です)が屋根に残っていますから、その雪から溶け出た水滴が凍ったのでしょう。つららは、屋根から垂れた水滴が、冷たい空気に触れて凍ることで形成されますから、外気温はかなり下がったのだと思います。
寒波襲来の前日、アイスプラントを和室へ避難させました(art21-305)。その時、家内が育てている草花のいくつかも避難させました。和室はポットやプランターに占拠されています。
和室への避難、初めてのことなので、夜中の最低温度を計ってみました。-4℃の外気温に対し、縁側廊下は -1.5℃、和室内は 0.9℃の温度を示しました。縁側廊下と障子一枚で仕切られた和室が、廊下より2.4℃、外より5℃程高くなることが分かります。外気温の降下が-4℃程度であれば、和室に発熱器具類を添えなくても氷点下にならないことが分かりました。
それにしても、今年は、雪がよく降ります。子供の頃は、雪遊びに興じていたのですが、この歳になると、もっぱら、雪かきと庭木の雪払い作業に精を出すことになります。この種の作業、なかなか面白く大いに楽しめます。
今日も、朝食前に、玄関アプローチの雪をかきました。文字通り、朝飯前の作業です。体がすこし暖かくなったところで、朝食にありつきました。