畑の梅の花
2021 3 15(art21-0324)
2017年の秋に2本の梅の苗木(南高と豊後)を植え付けて、4回目の開花期を迎えました。翌年(2018)には、3本の小梅品種(白加賀、甲州小梅、小粒南高)も植えました。この3本の小梅は、南高と豊後の受粉樹の役目を兼ねています。昨年は、南高と豊後に花が付きましたが、受粉樹の小梅には花が付きませんでした。豊後にだけ2個の実がなりました(art20-0239)。自家結実性がない南高は受粉樹を必要とします。また、豊後にはやや自家結合性があるとのことですが、やはり、受粉樹を必要とするようです。
今年は、全ての梅の木に花が咲きました。しかし、開花期にずれがあり、白加賀に始まり、小粒南高、南高、甲州小梅、豊後と続きました。小粒南高、南高、甲州小梅の開花期は一部重なりました(上図)。それらの花が終る頃に、豊後が満開になりました(下図)。3本の小梅を受粉樹として植えたのですが、その役割を十分はたせないようです。ネット情報に従って受粉樹を選択したのですが、実際に栽培してみないと、どうなるか本当のところは分からないものです。しかも、分かるのは3年後ですから、大変です。
そんなこんなで、今年も豊後は実を付けそうにありませんが、自家結合性のある小粒南高と甲州小梅だけでも、沢山の実を付けてくれないかなーと願いながら、畑を見回っています。