畑の造成
2021 3 18(art21-0325)
先日のブログで、かつて水稲栽培用の苗田として使用されていた田圃に、宅地造成で不用になった水田の土を入れたことを書きました (art21-0323)。その結果、田圃の一画に、0.4m程高くなった広さ3.5m x 6.5mの嵩上げ地ができました。畑地に換えて、何かを植えようと考えています。この数日、気晴らしと運動を兼ねて、田圃へ出かけては、1時間ほど、鍬で土を耕しています。堆肥やもみ殻を投入しては混ぜ合わせています。三目鍬から五目鍬、そして、平鍬と使用する鍬を換えて耕してきたのですが、乾燥した土が数センチ大の塊、土ダマ、となって、ゴロゴロと表面を覆うようになりました。さすが、水田の土、粘土質の土です。
レーキを持ち出して、爪を叩きつけてみたのですが、土ダマはなかなか壊れません。何かよい壊し方はないものかと、ネット検索してみると、“雨が降るまで待ち、水分を含んで柔らかくなったところで、トラクターなどで一機に耕耘する” とあります。そうした農業機械を持っていませんから実行できないのですが、よしんば、持っていたとしても土地が狭すぎて使えません。雨で土が柔らかくなったところで、鍬で耕す他はなく、数日を要する作業になります。この間、土は乾いて硬くなり、土ダマが再形成されるだろうと思います。元の木阿弥です。
眼前の土ダマ、どうしたものか。
大型の剣山風の、多数の釘を打った、板で土ダマを叩けば壊れるのではと考え、試してみたところ、釘と釘の隙間に土がはさまり、にっちもさっちもいかなくなりました。
結局、他の妙案が浮かばず、また悠長に構えている訳にもいかず、ここは、土ダマを叩いて砕くという原始的な方法を取ることにしました。クリケットのバット様の叩き棒?を用意し、ブロックにおいた土ダマを叩くといったものです。土ダマはこれで確実に壊れます。しかし、処理能率?に疑問符が付き、所要時間が気になります。とりあえず、1日2回の3時間の作業で、どれくらい進むものか、試してみました。結果は、上々で半分以上進みました。もう1日やれば、土ダマから解放されそうです。案ずるより産むが易しといったところです。加えて、この種の単純作業も晴天下であれば、気持ちのよいものです。