今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

コガネムシ類

2021 7 22 (art21-0356)
先日のブログで、セマダラコガネムシを題材にしましたので (art21-0353)、他のコガネムシ類も取り上げることにしました。

野菜畑の北側には、プルーン、ウメ、カキ、イチジク、ポポーなどの果樹を植えています。7,8月になると、コガネムシの成虫がやってきて、果樹の柔らかい葉を食害します。コガネムシは夜行性で、葉の摂食はもっぱら夜間です。日中は、葉の裏や土や藁の下などでひっそりしていますから、昼間、むしゃむしゃと葉を食べる姿を見ることはほとんどありません。食害された葉をみて、コガネムシによる被害に気付くことになります。

プルーンの上方の枝の葉が食い荒らされて、穴ぼこになっているのを見たとき、唖然としました。該当しそうな加害虫を探しても見つからず、被害状況は日に日に悪化しました。日中探しても見つかりませんから、暗くなってから探すことにして、懐中電灯を手に畑へ出かけました。ライトに照らされたプルーンの葉に、コガネムシを見つけました。以来、無力を感じながらも、夜な夜な、コガネムシ退治を行っています。

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コガネムシによる葉の食害は、プルーンだけでなく、カキやポポーでも見られます。被害葉は、大きく齧られて穴ぼこになっていますから、よくわかります。

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捕まえたコガネムシ類の多くは、アオドウガネです。アオドウガネは、コガネムシとよく似ていますが、コガネムシのようなピカピカした金属的な光沢がないことと、腹部に毛がありますから、容易に区別できます。一方、数は少ないですが、ドウガネコガネ(左下)やコフキコガネ(右下)もいました。

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