イチジクの葉、黄変する
2021 8 5 (art21-0360)
イチジクの葉が黄色に変化しました。1枚や2枚でなく半分近くの葉が、一気に黄色がかり、翌日には黄色が強くなりました。濃い黄色の葉に軽く触っただけで、枝の付着部でポトリと落ちます。7月7日の豪雨 (art21-0352) から、1ヶ月程まとまった降雨がありません。土が乾いているのだと思います。特に、この畑は、野菜栽培用に整備したもので、培養土の下は砂土(粘土分のすくない土)で、水はけはよいのですが、その分保水力が乏しく、水不足になりやすい畑です。そのため、果樹栽培には適さないかもしれません。
ここに、各種野菜の他に、イチジク、プルーン、カキ、ウメなどの果樹の木を植えています。野菜にはせっせと水を撒いているのですが、果樹には一度も水を撒いていません。
葉が黄変してからでは、手遅れだと思いましたが、 水を撒きました。水は、近くの川から汲み取り、大型のポリバケツに入れて荷車で運んだ川の水です。
今朝 (5日) も、朝食前に畑に出て、水を撒いてきました。日が出て気温が上昇すると全身汗だくになります。今日も、日射の強い暑い日になりそうです。
昨年、家内が作ったイチジクジャムが好評で、今年も、ジャムを作ると言っていましたから、なんとか、イチジクの熟果をとりたいのですが。このまま、葉の黄変が進み、葉が全滅するようなことにでもなると、まだ、硬いイチジクの幼果の生長が止まり、熟すことができなくなります。
今のところ、まだ、緑の葉がいくらか残っています。面白いことに、幼果の近くの葉は数枚、緑色を保持しています。これらの葉が、このまま残り、幼果の生長に働いてくれることを、祈るしかありません。