今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

マクワウリとプリンスメロン

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昨年、マクワウリを作ってみました。昔からあるウリで、形は球形から楕円形、色は黄色です。ほんのりとした甘さがあり、うり特有のシャキシャキ感とあいまって、我が家では好評でした。マクワウリは、完熟してから収穫すると、それなりの甘味があることがわかりました (art20-0260) 。

好評に気をよくして、今年も、作ることにしました。5月の連休前、夏野菜の苗を購入するためホームセンター “イナイ” へ出かけた時、マクワウリとメロンの苗を1本づつ買い求めました。マクワウリは、昨年栽培した品種ではなく、糖度の高い品種(銀閣)です。メロンのほうは、昔からある普通のプリンスメロンです。

カキとプルーンの木の傍に、50cm四方に土を盛って苗を植えました。伸びてきたつるを適当に広げていましたが、途中で、茎葉が込み合ってきましたので、プリンスメロンのつるを垂直に張ったネットにからませて、上方へ誘導しました。

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マクワウリとプリンスメロンはウリ科(キュウリ、カボチャ、スイカなど)ですから、一つの株に雄花と雌花が付きます。授粉を虫に任せてもよいのですが、着果を確実にするため、雌花に雄花の花粉をつけて交配しました。
着果した果実は日に日に大きくなります。頃合いをみて、マクワウリの果実の下に、金網で果皮がいたまないように、タマネギの保存用のネットを敷きました。一方、プリンスメロンの果実は、紐をかけて空中にぶら下げました。

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7月後半になると収穫です。収穫のタイミングは、マクワウリ、プリンスメロンともに、果実に付いているヘタが離脱した時です。食べるタイミングは、追熟させるかどうかによります。プリンスメロンは、収穫後1週間程室温において追熟させます。そうすると、果肉が柔らかくなり甘さが増します。一方、マクワウリは、収穫したら早めに食べます。マクワウリはみずみずしさとシャキシャキ感が ”ウリ” ですから、室温に長くおいて、それらが損なわれる前に食べます。完熟した状態で収穫すれば、甘さがのっています。

今年作ったマクワウリは、糖度の高い品種(銀閣)です。昨年作った普通の品種に比べて、確かに、甘くなっていました。しかし、その甘さが突出し、全体のバランスを崩しています。甘いだけのウリになっています。これはいけません。家内も同様な感想でした。次回作るときは、昔ながらの普通の品種にするつもりです。実は、今年もそうするつもりだったのですが、ホームセンターで幾品種かの苗を前にして、作ったことのない品種を作ってみようと気移りしたのです。
一方、プリンスメロンは、玉も大きく食べごたえがあり、味も食感もグッドでした。マスクメロンほどのとろけるようなジューシーさと甘さはありませんが、凡夫にはこちらのほうが口に合っています。懐かしの昭和のプリンスメロン、まだ、いけますぞ。ちょっと懐古趣味ですかな?

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