ダイコンの栽培
2021 10 25(art21-0383)
小さな畑で、いまだに夏野菜(ミニトマト、ナス、ピーマン、パプリカ)の栽培を継続しています。そのため、冬野菜のダイコンを育てるスペースが無く、果樹地の際を耕してダイコンを育てることにしました。9月16日、小さな畝を立てて、ダイコンの種を播きました(art21-0374)。加えて、夏野菜の栽培が終わった時、その後地でもダイコンを育てることにして、ダイコン苗を準備しておくことにしました。10月下旬には、トマトとインゲンが終わるだろうとの予想の下、それまでの1ヶ月間、苗ポットで育てるため、9月25日に、ダイコンの種をポットに撒きました。
トマト、ナス、キュウリなどの夏野菜の苗はホームセンターで販売されていますが、肥大した主根を食用とする根菜類のダイコンやニンジンなどの苗は販売されていません。理由は、ダイコンやニンジンを苗ポットで育てると、伸長した細い主根がポットの底に達して、折れ曲がり、捻じれてしまいます。これを、畑に移植して育てると、先端がねじれたダイコンができます。これでは、商品になりませんから、ダイコン苗は販売の対象になりません。
しかし、自家食用のダイコンであれば、先端がねじれていようが、見た目が悪かろうが、食味さえよければOKですから、苗ポットで育てても支障はありません。ただ、できるだけ主根を真っすぐにするため、背の高いポット(高さ23cm、直径12cm)を使いました。
10月21日、苗ポットに種を播いて育てたダイコンを畑に移植しました。場所は、夏野菜を栽培したあと地です。ミニトマト “アイコ” と大玉トマト “桃太郎” のあと地、そして、インゲン豆のあと地です。12ポットのダイコン苗を移植しました。植えた後、白色の防虫ネットを掛けました。畝を跨いだネットはちょっと異様です。
ロングサイズの苗ポットで1ヶ月近く育てたダイコン苗がどのようなダイコンに育つか、初めての試みなのでわかりません。先端が多少捻じれるだろうと予想していますが、実際のところは、見てみるまでわかりません。楽しみが一つ増えたと言ったところです。