パプリカ、やっと色がつきました
2021 12 2 (art21-0394)
9月23日のブログ (art21-0374) で、パプリカの果実に色をつけるため収穫を控えていると書きました。それまで、大きくなった緑色の果実を収穫して食べていました。パプリカ独特の赤色や黄色などの色こそついていなかったのですが、食味食感ともパプリカそのものでした。さて、収穫を控えた3株のパプリカ。10月に入ると、中央の株の果実が赤く色付き始めました。日増しに色が増し、果実全体が真っ赤になりました。
11月に入ると、右側の株の果実が黄色になってきました。すこし、いびつな形をしています。これは、幼果の時期にアザミウマに吸汁されて、その部分の生長が阻害されて、周辺部の肥大化についていけず、窪みができたと思われます。薬剤を散布し殺虫すればそうした変形を防ぐことはできるでしょうが、なにせ、自家食用ですから見てくれは気になりません。しかし、変形果故にでしょうか、果実全体が黄色になりません。果柄側は黄色になるのですが、先っちょがなかなか色がつきません。困ったものです。
11月末に、赤色と黄色のパプリカを収穫しました。 形も色も今一です。更に、虫食い痕もあります。自家食用ですから、よしとします。食べてみると、発色させようと長くおいたせいか、果肉が少し硬くなっていました。
ところで、左側の株(橙色のパプリカ)には緑色の大きな果実がついています。一部、すこし色がついていますから、数日すれば全体に色が広がり、パプリカらしいもっこりとした大型の果実がとれるだろうと、楽しみにしています。