苗ポット育ちのダイコンの収穫
2022 1 7 (art22-0404)
このところ、頂きもののダイコンを食べていましたが、底をつきましたので、畑で栽培しているダイコンを収穫しました。このダイコンは、苗ポットで1ヶ月程育てた後、畑に移植したものです。ダイコンの苗栽培はできないと言われいます。確かに、ダイコン苗はホームセンターで販売されていません。理由は、主根が伸長して苗ポットの底につくと折れ曲がり捻じれてしまうからです。そこで、ロングサイズの苗ポットを調達して、種を播き、1ヶ月程育てました。そして、昨年の10月下旬に、畑に移植しました (art21-0383)。畑のダイコンは、移植後順調に育ちました。昨年末のデカ雪ですっぽり雪の中に埋もれてしまいました。雪を掻き除き、現れてきたダイコンを引き抜きました。サイズは小ぶりですが、先端部が捻じ曲がることもなく、まっすぐに伸びたダイコンでした。ただ、下方に太い側根が多く、茎と根の境界あたりから、脇根が出ています。これは、ポット苗育ちのダイコンの特徴かもしれません。この点は、収穫を進めていけば、はっきりすると思います。
食感、食味とも、問題ありませんでしたので、少なくとも、1ヶ月程は、ダイコンを苗ポットで育てることができることが分かりました。夏野菜から冬野菜への転換に、すこし、猶予期間を設けることが出来ます。夏野菜をぎりぎりまで育てた場所でダイコンを育てたい場合には、有効な手段の一つになりそうです。