今日も、"ようこそ"      

今日も、"ようこそ"

定年退職後、横浜市から湯梨浜町(鳥取県)に転居しました。 ここには、両親が建てた古い家が残っています。 徒歩5分で東郷池, 自転車15分で日本海です。 また、はわい温泉の温水が各家庭まで届き、自宅温泉を楽しめます。 ブログでも始めようかと、HPを立ち上げました。最近始めた木工工作と古くなった家のリフォームの様子を、田舎の日常に織り交ぜながら、お伝え出来ればと思います。

ポポーの剪定

2023 1 12 (art23-0510)
畑の小屋の裏方に、3本のポポーの木が育っています。数年前、苗木を購入して植え付けたものです。昨年初めて、花が咲き、2つの果実を付けました。一つは、収穫期を直前に台風で落果しました。もう一つは、滴期に収穫できました。どちらの果実も、数日追熟させた後、家内と試食しました。ポポー独特の濃厚な甘みを味わうことができました。(art22-0474)。

ポポーの栽培管理や交配作業を一通り経験しましたから、今年は、昨年よりも多くの果実がとれると思います。

さて、今年の作業は、剪定から始まります。
前年枝 (黒っぽい枝) には、花芽と葉芽が付いています。花芽は、枝の基部につき、丸く膨らんでいます。葉芽は、枝の先端部につき、長く扁平です。花芽から花が咲き、葉芽から枝が伸びてきます。剪定は、葉芽を数個残して、先端部を切り落とします(間引き剪定)。そうすると、残った葉芽から勢いよく枝が伸びてきます。

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また、込み入った枝や、真っすぐ上に伸びた枝は、基部から切り落とし(間引き剪定)て樹形を整えます。

3本のポポーの木(北から、ポ1,ポ2,ポ3)は、狭い場所に植わっているせいか、大きくなりません。特に、ポ1とポ2は小さな木です。それでも、数個の花芽を付けています。ポ3は畑の隅にあるためか、3本の木の中では一番大きくなりました。こちらは、花芽を数十個付けています。

いずれの木も、大きな木ではありませんから、剪定作業は数分で終わります。数本の枝を間引き剪定し、花芽の付いている前年枝を数本切り返し剪定しました。全体の樹形は、ホ1とホ2は変則主幹型、ホ3(下図)は開心自然型としました。
ポポーの幼果は、6月になると指先大になります。その頃、幼果の位置や葉の重なり具合を見ながら剪定しますから、今回の剪定は樹形を整えることに重きを置きます。

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