眼鏡(3)
2024 2 1 (art24-0620)
メガネのレンズを作り直しました。3度目になります。1月中旬、老眼対応の遠近両用レンズを作りました (art24-0615)。2作目のレンズで、近くの文字もよく見えるようになったので、しばらく使っていましたが、本を読むとき違和感があり馴染めませんでした。
老眼対応のレンズが中央下部の狭い範囲に埋め込まれています。この部分のレンズが、凡夫の目に合っていないようでした。左目は、この部分のレンズを通して本の文字がはっきり見えます。しかし、右目はぼやけて見えます。面白いことに、右目のぼやけは、メガネを反時計周りに5度ほど傾けると、かなり修正されました。
レンズの中央部で本の文字を見ると両目ともぼやけて見えます。中央部は老眼に対応していませんからあたりまえです。このぼやけは個別の老眼メガネを重ねると解消され、両目とも文字がはっきり見えます。この状態が、レンズの中央下部の老眼対応部で構築できていればよいのですが、狭い領域なので難しいのでしょうか。さらに、凡夫の右目には近視と乱視が入っていますから、状況はより複雑になります。
今回は、メガネ店(眼鏡市場)の店長が対応してくれました。再度、視力検査を行い、もう一度レンズを作ることになりました。さらに、アイポイントを測定し、レンズの光学中心の調整も行うそうです。
一昨日、3作目のレンズに交換しました。近くの文字を見る時、2作目のレンズのような右目のぼやけがほとんど無くなり、両目で文字を見ている感覚があります。
なお、有り難いことに、今回のレンズの作り直しも無償でした。4度目はどうなるかわかりません。まあ、真打が登場し対応しましたから、眼鏡 (4) へと続かないでしょう。定の目はやっぱり3度目としたいものです。